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じん肺 [産業医学科]

じん肺 [産業医学科]

大量の粉じんを吸入したことによっておこる病気です。炭鉱、鉱山、トンネルなどの坑内作業、金属の溶接・溶断、石綿(アスベスト)を取り扱う作業、鋳物製造、ガラス製造、築炉、ハツリ、などの仕事が主な原因です。病状が進むと、息苦しさ、心悸亢進、せき、たんなどの症状で、歩くことや起きあがることすらも不自由になり、昔から恐れられていた病気です。 粉じんが飛散する場所で仕事に従事する人は、事業者が実施する「じん肺健康診断」を定期的に受診してじん肺の進みぐあいを調べ、「管理区分」(1から4)に応じた健康管理の措置が行われます。
じん肺が進展して「管理区分」が4になった人や、病状が進行して「合併症」が出てきた人には労災が適用され、療養補償給付や休業補償給付などの補償を受けることができます。

労災相談

病状がひどいため、仕事を休まなければならない場合もあります。治療に専念するために、労災申請を行うようなときは、産業医学科の受付で相談してください。


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